脂肪吸引にはリスクがあることも施術前に知っておこう
リスク1:ダウンタイムが長い
脂肪吸引では一度に多くの脂肪を除去するため、術後は腫れや内出血、むくみなどが生じることがほとんどです。これらの症状が表れている間をダウンタイムと呼び、施術方法や施術箇所によってはこのダウンタイムが最長で1カ月程度続くこともあります。また、このダウンタイムのうち特に痛みや腫れがひどくなる時間は、日常生活にも支障が出ることがあり、場合によっては仕事を休まざるを得なくなることもあります。
リスク2:仕上がりが凸凹になる可能性がある
脂肪吸引の中でも従来の太い吸引管を使用する施術方法の場合、施術を行った箇所に術後しばらくすると凸凹が生じ、見た目が悪くなることがあります。このデメリットを避けるためには、細い吸引管を使用しているクリニックや、アフターケアをしっかりと行ってくれるクリニック、もしくはブラインド手術を行える医師が在籍するクリニックなどを探してみるのがおすすめです。
リスク3:合併症が起こる可能性がある
脂肪吸引の施術時に合併症が起こり、死に至るというケースもないわけではありません。特に脂肪塞栓と呼ばれるエコノミークラス症候群と同様の合併症が脂肪吸引時に起こるケースは数件報告されているものの、その発症と脂肪吸引との因果関係は解明されておらず、明確な防止策がないという事実もあります。このような合併症を過剰に心配する必要はありませんが、そういった事実があるということは覚えておくべきでしょう。